使ったお題はピンク色
01 真っ暗闇より薄闇がこわい/02 今日昨日明日の2秒前/03 たすけてお前がだいすきです
04 電話をするわ、だから地下にいて。/05 水没する歌声/06 薄紅の銃と赤いだけの爪
07
センチメンタルどころじゃないメートルメンタルだ/08 浮上するすべての何かと一人降下する僕だ
09 角砂糖は砕いてから入れる/10 紙袋に満たない知識と溢れる果実
11 第三コーナーを曲がって目に入りましたるは精肉売り場/12 それはそうだけどそうなんだけどでも あ、そうですね
13 硝子のない部屋がひとつ/14 ここには居場所がないのに行き場もない/15 抜け落ちる心臓/16 しまいこむ博士
17
初めてです。笑ったのは。/18 このあたたかいものを離さないきっと離さない。/19 灰の本
20
海と空の隙間の劇場
21
困った顔も最高さだけど笑っておくれ/22 垂れ下がる花の名前を知りはしないが/23 沼へと続くいと (糸or意図)
24
笑った顔も大好きさだけど泣いておくれ/25 雨を集める人形/26 脆い仮面で100年生きた
27 長靴を裂いた猫/28 じゃあ、腹這いで。/29 ねえ聞いて、無視して欲しいの、ねえ聞いてる?/30 最悪すぎる夜の端っこ
31 中心から腐っていく左の手/32 箱の鍵をなくした気がする/33 細切れの結末を掻き集め/34 忘却時計台
35 狐に似ていたきつね/36 焦げたパン止まったオルガン/37 荒野の槍、砂上の銀弾/38 葉薊の庭
39
頼んでもいない祈りを聞いた/40 10秒もなかった。だけど君を覚えた。
41
歓喜した男という役/42 みどりいろの積荷/43 「ファックスに挟まってどっか旅してそんで死ね」
44
当たり前に互いの足場を叩き割る/45 きんいろの皇帝が跪く/46 染み広がる淡いあなたを細い指で守るのでした
47 村人が勇者の名を覚える必要はない/48 花のいろを思い出した。多分君だった。
49
苦しいと言うのならチョコをあげる、嬉しいというなら/50 やれひび割れたと嘴が嗤う
51 浜を見失ったまま歩まなくてはならないと、/52 言い訳は致しません。こいつのせいです。
53
蜜蜂の時間/54 ひとつふたつみっつよつ ご一緒に/55 碑と蓋、満つる四の津(ひとふたみつるよんのつ)
56 自室で行う屈葬/57 君が笑うたび膝が折れそうになる/58 風に脅される道化
59
こんな商店街をおれは待っていた/60 問題は誰が水をあげるかということ
61
「海を知ってる?」「知らないな。それより君、真っ青な水を知ってる?」/62 花嵐の踊る夜
63 ごらんなさい、あのこが私達の大切な愛しい虫歯。/64 雪花は睫を燃やす/65 紳士の牛乳ヒゲ
66 時計守の独り言AM5:00/67 時計守の独り言PM5:03/68 今とても泣きたい、のか、分からない。
69 教授、味噌汁作ってあげませんよ。/70 凍てつく感情の数え方も知らないで
71 あの原に落ちたピアスが見つからないように私の嘘と真も/72 坂の上、泣き叫んだひとりきりのNO.7
73 「つくりすぎた」と嘆く雨/74 根無し旅花人/75 ダウトコール/76 裏表紙のスタンプは赤かった?
77 七人の神様が言いました。「一人、多い」/78 のどの奥底に張り付いた/79 サーチライト浴び歌い上げろアリア
80 火曜日にしては憂鬱
81 日曜日であらばこそ傲慢/82 金曜日の無条件降伏/83 月曜日は無言にて/84 違う!箸じゃなくて茶碗を持つ方だ!
85
言葉が足りなかったから分解した。/86 遠く空は割れ/87 すべてを折りたたむ窓辺の人/88 コーヒーカップに甘い飴
89
私の見えるところでキスをして/90 白いカラス絵の具を飲んだ 虹になって羽捨てた
91 ベルフォルゲに誓い ※/92 プラフトスは墜ちた ※/93 イルバシラの棘 ※
94
丸くなり丸くなり頑なな球形となって/95 指先が記憶してゆく水流/96 溺れる学者を掴む魚
97 藍色を隠せ/98 王が愛した美しくない鼠/100 かつて幻想を妄想した回想